どちらかが上がると、どちらかが下がるのです。つまり、どちらかが
働くと、どちらかは働けないのです。
『心身を動かしたり、働いたりして
いるときには、心身の修復ができないのです。』
体を修復しているときには、激しく動けないということですね。
サーキットの車を思い出してください。
走っている時は交感神経。ピットインしてタイヤを替えたり、給油し
たり壊れている所を治したりする時が副交感神経です。
車を走らせながら、タイヤを交換しているトコなんか見たことないで
すよね(笑)。
そう、無理なんです。人間も同じです。
『 働きながらは休めないし、修復もできない。 』
そして、「交感神経」と「副交感神経」のどちらが優先的に働くかと
いうと、交感神経のほうが優先的に働
きます。
なぜかというと、交感神経の働く状況は、
労働・闘争・運動・興奮・緊張感・
恐怖感・危機感
です。(このページからご覧になられている方は、カテゴリー
の「自律神経の働き」をご覧ください。)
人間も動物と同じように暮らしていましたので、昔は動物を取っ
て食べたり、逆に動物の餌となってしまうことがありました。これは
自然の摂理ですね。
だから、動物に襲われると逃げますね。
もしくは戦わないといけない。
そんなときに、『今は副交感神経が働
いてるから、ちょっとまって、もうすぐで交感神経が働くから。
そしたら戦うか逃げるかするね』なんていってる間に、動物に
ガブリ
危機感を感じたら、否応なく交感神経が働くようになっています。
そして、その危機感がストレスです。
ストレスは多すぎても少なすぎても、人体に支障をきたします。スト
レスが多すぎると、いつも交感神経ばかりが働くことにより、
副交感神経が働けません。
つまり眠れない、疲れが取れない、病気が治りづらい等の症状が出て
来てしまうんですね。
これらが自律神経失調症やうつ病の典型的な症状ですね。
他にも自律神経失調症の特異なものがありますので詳しくは
「自律神経失調症が引き起こす症状 」をご覧下さい。
交感神経の異常緊張から自律神経失調症は始まります。
自律神経失調症は急に起こりません。
毎日の積み重ねで自律神経失調症やうつ病になってしまうのです。


